マイホーム購入は、人生の中で1番大きな買い物と言われます。ほとんどの人が住宅ローンを利用し、何十年もかけて返済していくことになります。『本当に支払っていけるのだろうか』『本当に買っても大丈夫なのだろうか』と不安になってしまう人も多いでしょう。二の足を踏み過ぎて、せっかくのチャンスを逃してしまうのも勿体ないですよね。また、あまりにも無計画に住宅ローンを借り入れて、将来返済出来なくなってしまうのも考えものです。そこでおすすめなのが、「ライフプランニング」の活用です。
ライフプランニングとは?
人の一生には、進学、就職、結婚、出産、住宅の購入、定年、相続など様々な出来事があります。こうした「ライフイベント」には、必ずお金がかかります。この中でも特に人生の三大資金と言われるのが「教育資金」「老後資金」そして「住宅資金」です。ライフプランニングとは、これらの未来の生活にかかるお金を「見える化」することです。
また、ライフプランニングはファイナンシャルプランナー(FP)の資格を持った人に相談するのがベストです。保険はもとより、経済・金融・税務などに関する幅広い知識と豊富な経験を兼ねて備えているお金のプロだからです。
「見える化」するための作業
まずは家計の収支を把握することから始まります。家計の収支といっても難しく考える必要はありません。皆さん、普段「家計簿」はつけていますか?きちんと把握していなくても次のチェックリストに沿って、毎月の出費を整理してみましょう。
- 住居費
- 駐車場代
- 食費
- 光熱費(電気、ガス)
- 水道代
- 通信費(携帯電話代、インターネット代)
- 日用雑貨
- 美容衛生
- 教育、教養費
- 保険料
- 娯楽費
- 交通費、ガソリン代
- 被服費
- 医療費
- 貯蓄
- ローン(その他)
また、ボーナスがある人はその使い道についても整理してみましょう。
- 毎月の生活費の補填
- 旅行、帰省等の費用
- 自動車税、車検費用の積み立て
- 貯蓄
- ローン(その他)
出費と共に、毎月の手取り金額ボーナス手取り金額(本人、妻)も整理します。
ライフイベントの洗い出し
ライフプランニングを行うには、まず家族構成やイベント(子どもの誕生、入学、結婚など)、実現したい夢(車の購入など)をあげて、時系列で年表にします。
定年は何歳か(いつまで働きたいor働ける)か、リフォームや旅行のプラン、子どもが独立するタイミング、親の介護リスクが高まる時期などを整理します。
将来の収支をシミュレーション
やりたいこと、やるべきことが整理できたら、将来の収支をシミュレーションします。計画を実現するためには、お金がどの時期にいくら必要のになるのかを「見える化」します。生活費、子どもの教育費、マイホームにかかる費用などの「出ていくお金」と、これからの給与、支給予定の年金などの「入ってくるお金」が時系列でわかりやすく表示されます。(ファイナンシャルプランナーの計算ソフトを使って、グラフ化してもらえます。)
人生のキャッシュフローが一目瞭然になるので、例えば直近10年間にお金を貯めておかないと、最大でマイナス2,000万にってしまうという事実が判明することもあります。子どもの大学進学や親の介親が重なる時期のリスクがはっきりとした金額で分かると、心の準備やこれからの対策も目に見えてくる効果があります。
改善点を発見して悩みを解決
キャッシュフローが予想以上に赤字だったり思ったような結果が得られなくても、落胆することはありません。ライフプランニングの目的は、改善点を発見して悩みを解決することにあります。ここで最初に洗い出した家計簿チェックリストを使います。支出の見直しが出来る部分はないかを検討します。
特にこれからマイホーム購入を目指している人は、必ず保険料の見直しをしましょう。住宅ローンを利用する場合には、団体信用生命保険に加入します。万が一の時には団信で住宅ローンが弁済されるため、住居の心配は残りません。その分、生命保険の死亡保証を減らすことも出来ます。また家族に携帯電話代も見直しの目玉になります。格安の料金体系の会社に変更するだけで、毎月かなりの差が生まれます。
支出を減らす努力と収入を増やす方法を同時に考え、収支の改善を図ります。住宅ローンは繰上げ返済のシミュレーションも出来るので、定年までに完済するにはどうしたら良いかも分かります。また、場合によっては予算を見直す、購入時期を前倒しにするといった結果になるかもしれません。一番の目的は、この金額を借入してもきちんと完済できる見通しを立てることなのです。
少しでも住宅ローンの不安を取り除き、安心と堅実な計画性を持ったマイホーム購入を実現するために、是非ライフプランニングを活用してください。