低金利で人気の「auじぶん銀行」使いやすさのポイントとは?

不動産コラム

住宅ローンは「金利」で選ぶ人も多い中、ネット銀行の中でも特に低金利が人気の「auじぶん銀行」。実はネット完結の住宅ローンの草分け的存在で、これまでのローン実行実績は累計2兆円を突破しています。(2022年3月24日時点)

都市銀行や地方銀行と違って、ネット銀行は窓口がありません。対面で気軽に相談できないことに不安を感じる方には敬遠されがちです。実際に「金利」のほかにも使いやすいポイントはあるのでしょうか?

今回は「auじぶん銀行」の魅力についてご紹介します。

ネット銀行ならではの特徴

  • 全国いつでもどこでも便利なATM

ネット銀行は通常の銀行のように支店を持ちません。auじぶん銀行の口座は開設しますが、お金の出入金は提携銀行(三菱UFJ銀行、ゆうちょ銀行、セブン銀行、ローソン銀行など)やコンビニ(セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど)のATMを使用できるので非常に便利です。

また親会社がau(KDDI)と三菱UFJ銀行なので、安心感もあります。

  • 万全のセキュリティ

ネット銀行はインターネットですべての手続きが完了するが故に、個人情報のやりとりには非常に気を使います。そのためフィッシング詐欺、スキミング、情報搾取型ウイルス、自動送金型ウイルスといった犯罪への対策が施されています。

  • 6つの0円サービス

Auじぶん銀行の住宅ローンならではの「0円」サービスもあります。

1:収入印紙代・・・電子契約を取り入れているので金銭消費貸借契約書に貼付する印紙代が不要となります。

2:返済口座への資金移動・・・定額自動入金サービスを利用すれば、口座への入金忘れが防げます。

3:金利タイプ変更手数料・・・変動金利選択時のみ。

4:一部繰上返済手数料・・・変動金利選択時の場合、全額繰上返済も無料となります。

5:ATM手数料月8回・・・振込手数料や引き出し時の手数料が無料のステージとなります。

そして6つめの0円が

団体信用生命保険に「がん診断保障(50%)」と「全疾病保障」が付いていることです。

auじぶん銀行は団体信用生命保険が魅力

住宅ローンの団信はがん保障や3代疾病保障などの特約を付けることが可能ですが、金利が0.1%~0.3%上乗せされるのが通常です。

そんな中で金利を上乗せすることなく、「がん50%保障」と「全疾病保障」がカバーされているのです。

(※ただし他銀行と同様、加入できる年齢制限は満50歳までです。)

まずは「がんと診断された時点」で住宅ローンの残高が半分に減額されます。しかも就業不能状態かは問われません。

そして31日以上の連続入院した以降、入院が継続して30日に達するごとに毎月の返済額が0円に、180日以上の継続入院で住宅ローン残高が0円となります。

日本人の二人に一人ががんに罹患する現代、医療の発達によってがん罹患後の生存率は高まっています。0円での50%保障にさらに安心が欲しい場合は、金利0.1%上乗せで100%保障にグレードアップ出来ます。

団信加入できるか不安な人は

最近手術をしたばかり、持病があって通院している、薬を飲んでいる、といったいわゆる「告知事項」がある人は、団信の審査に通るかが非常に心配です。ローンの審査が通過しても団信の審査に通らなかった場合には、融資を受けることが出来ないからです。

auじぶん銀行では、事前審査を通過すると自分専用の「マイページ」を登録することができます。本申込みに先駆けて団信の審査を受けることができるので、結果を踏まえた上で手続きを進められます。

持病をお持ちの方向けの「ワイド団信」も取り扱っているので、団信で住宅ローンを諦めていた人もチャンスがあるかもしれません。

また告知書を紙で提出しないので、記入ミスや印鑑の不鮮明などで書類が差し戻される心配もありません。

なお、借入金額が5000万円以上の申し込みの場合には健康診断書の提出が必須です。5000万円以下でも告知内容次第で別途書類を求められることがあります。

自宅で申し込みから契約まで完了する

ネット銀行の最大のメリットは、自宅にいながらPCやスマートフォンで手続きが完了することです。書類などの提出もアップロードで完了します。(一部原本の郵送が必要な書類もあります。)

それゆえ、必ずメールアドレスを持っていることが大前提となります。また、申込人は連絡が取れる携帯電話を持っていることが条件で、携帯番号は090、080、070で始まる番号に限られています。

非対面で手続きを進めるので、携帯電話の所持は必須です。

ワンポイント知識

産休や育児休暇中でももちろん取り扱い可能です。しかも融資実行時に復職しているかは条件となっていません。

ただし休暇中に実行する場合、審査基準が厳しめとなり返済可能な貯蓄があるかを確認される場合もあります。

また、同性パートナーの方との申し込み(ペアローン、収入合算、担保提供者)も取り扱っています。公正証書の写しなどの提出が求められます。

物件価格に諸費用も上乗せして、ひとつの住宅ローンとして借入れ可能です。印紙代や税金など対象外の項目もありますが、申込時には諸費用概算書を提出して金額を明示しましょう。

低金利な上に、さまざまなメリットがあるauじぶん銀行の住宅ローン。オンライン相談も受け付けているので、気軽に相談してみてはいかがでしょうか。